はじめまして。美容看護師のキドです。
正しいスキンケアの方法が行えるよう情報を発信しています。
シミ美白に効果があると言われている「ハイドロキノン」ですが
「妊娠中は使用しても問題ないの？」
「実は妊娠してたんだけど、ハイドロキノンって赤ちゃんに影響はするかな？」
妊娠が発覚するとホルモンバランスの変化で肝斑などのシミが増える傾向にあります。
ですが、お腹の赤ちゃんのことを考えると肝斑をなくすためのスキンケアは使用してもいいのか不安になっちゃいますよね。
妊娠中にハイドロキノンは問題はないか、またハイドロキノンと相性の良いトレチノイン（レチノール）は問題ないのかについてお話ししていきたいと思います。
ハイドロキノンは妊娠中・授乳中には使用していいの？
妊娠中に「ハイドロキノン」の使用は基本的には、おすすめしていません。
ただハイドロキノンには2種類あります。
・純粋型ハイドロキノン
・安定型ハイドロキノン
効果的には即効性があるのは純粋型ハイドロキノンですが、安定型と比較すると副作用（赤み、白斑、皮膚トラブル）も多くなります。
ただでさえ、妊娠中でホルモンバランスや身体の変化があり、肌質も変化し、敏感になりやすいです。私は妊娠中・授乳中は純粋型ハイドロキノンは中止することをおすすめします。
ただ、妊娠するとホルモンバランスの変化により
「なんか最近シミが増えたな」
「なんか肝斑が増えたかも？」
なんてことを感じることも多くなったのではないでしょうか。妊娠によるホルモンバランスの変化で、肝斑ができやすいと言われています。
妊娠中だからといってシミ放置したくありませんよね？
確かにこちらは、純粋型ハイドロキノンと比較し即効性はないにしろ、肌には低刺激であることがメリットにあります。そして安定型ハイドロキノンは敏感肌にも使用できるとも言われています。ただ使用時に肌に異常が生じた場合は、使用は継続しないでください。
安定型ハイドロキノンでも、2ヶ月過ぎることから効果も現れてきます。アンプルールの「安定型ハイドロキノン」は妊娠中や授乳中にも使用できます。
やっぱり妊娠中って「あれもダメ。これもダメ。」と制限されることが多く、肌に気を使いたいのに、中々お手入れできない現状にありますよね。
アンプルールなら安心して妊娠中・授乳中に使用できるので、まずはお試しセットで肌に合うか試してみて使用してみてください。
ハイドロキノンで赤ちゃんに影響は？
結論ハイドロキノンは胎児には直接的な影響はありません。
ただ妊娠に伴う肌の変化によって中止してくださいと皮膚科で言われると思います。
基本的に医療処方されるものは高濃度なものや、純粋型ハイドロキノンになります。こちらは肌に刺激が強いので、妊娠で敏感肌になりやすいので、シミを無くしたいと考えているのであれば安定型を使用しましょう。
ただ「安定型ハイドロキノンを数日間試してみたけど、肌に合わなかった」
そんな人もいると思います。そういった人は、ハイドロキノンではなく「アゼライン酸クリーム20%」がおすすめです。
ロート製薬から開発されている「AZAクリーム」は、生後3ヶ月から使用できるため、妊娠中や授乳中も安心して使用することが可能になってます。ただ一部のクリニックでしか取り扱いがなく、Amazonや楽天では金額が高いためネットでの購入はお勧めしません。
ハイドロキノンとトレチノインは併用して問題ないか？
トレチノインとは、医療機関の皮膚科で処方されるものになります。トレチノイン（ビタミンA）は、レチノールの50〜100倍の効果があるとも言われています。簡単に言うとトレチノインの効果を薄くしたものがレチノールになってます。
そのため、医療処方されるトレチノインは使用はしない方がいいです。効果は高いですが、妊娠中や授乳中の敏感肌には、皮膚トラブルの危険性があります。
なので、トレチノインより効果の低い、レチノールはまだ使用はいいと思います。
ただ妊娠中はビタミンAの過剰摂取はダメ
と言われてたりして、スキンケアのレチノールは使用してもいいのか不安になりますよね。ただ食事からビタミンAを摂取する場合と、スキンケアでビタミンAを使用する場合はまた違ってきます。
体内に取り込みものは、ビタミンAが血管内に行き渡る可能性はありますが、あくまで皮膚から吸収したものが血管内にいくことはありませんので、妊娠中も授乳中もレチノールは使用は可能です。
ただ、ハイドロキノンとレチノールは相性がよく、効果がより高くなると言われています。そのため、妊娠中や授乳中は、妊娠前より敏感な肌になっているため、慎重に使用することが大事になってきます。
・ハイドロキノンとレチノールどちらも肌トラブルがなけらば、両方使用する
・ハイドロキノン単体で何も症状がなければハイドロキノンのみ使用
・レチノール単体で何も症状がなければレチノールだけの使用
ハイドロキノンやレチノール、どちらにしても赤ちゃんには影響はないので、肌に相談しながらのスキンケアを行なっていきましょう。
そして、しっかり保湿も行なって妊娠中・授乳中だからと言って諦めず、肌をきれいに保っていきましょう。
まとめ
妊娠中・授乳中は、多くのことが制限されるてしまいます。
なので、諦めてしまうことが多くあると思いますが、ハイドロキノンやレチノールは、種類によっては使用可能になってきます。
そして1番心配である、赤ちゃんに直接影響することはないため
しっかり自分の肌と相談しながら、きれいにしていきましょう♪
ただ敏感肌になっているため、十分な保湿は心がけてください。
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